お子様が難聴であることがわかった時点から、あなたとご家族にとっては大変な時間が始まります。

最初はショックを受け、どうすることもできないと感じられるでしょう。医師が告げたことを受入れるのは容易なことではないかもしれません。どうして自分の子供にこのようなことが起こったのかを十分に理解するのはつらいことでしょう。これはきわめて自然な反応です。
お子様が難聴であるという事実を受入れるには時間がかかるかもしれません。同時に、悲しんで、「話せるようになるのか?」「友達はできるのか?」「普通に成長して、教育を受けたり仕事に就いたりできるのか?」といったようなことを考えてしまうでしょう。将来について不安を感じられるかもしれません。これらは全く当然の懸念です。

けれども、そのうち先に進む準備ができ、お子様の難聴を受入れられるようになるでしょう。そうすればすぐに、お子様、あなた自身そしてご家族の日常生活においてどのように難聴に対処していけばいいかということに、焦点を当て始められるようになります。

難聴児をかかえる境遇は、保護者により異なります。どのように難聴に向き合うかは、あなたがどのような人であるかにより全く異なってきます。

保護者の皆様とお話する中で、正直に心を開いて、いろいろなことに探求心をもって対応していくことが、大切であることがわかりました。ですから、遠慮なく援助を求め、オージオロジスト、先生、補聴器の専門家、同じ境遇にある他の保護者の方々などに情報や指導を求めていきましょう。こういった人々はあなたの境遇を理解しており、それぞれの経験から適切な適切なアドバイスをしてくれるでしょう。

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また、難聴児を抱えていらっしゃる保護者の方は、けっして自分ひとりではないことを忘れないでください。実際に難聴は、考えられている以上に多くみられる疾患です。例えば米国では、幼児の2%が先天的な難聴で生まれ、6~19歳の青少年全体のほぼ15%が、中耳炎などの疾患や騒音性難聴まで様々な原因によって、一時的または永久的な難聴をもっています*。このような子供の周りにはすべて、あなたと同じような境遇に対処している保護者の方々、家族、友達、がいるのです。

* 疾病対策・予防センター(アトランタ)の研究者が実施した1998年の研究から引用した数値。